第16回 チャンピオンズカップ(GI)
第16回 チャンピオンズカップ(GI)
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 1800m ダート・左
本賞金: 9400、 3800、 2400、 1400、 940万円
データ分析
秋のダート王決定戦 「ジャパン・オータムインターナショナル 第16回 チャンピオンズカップ」
当レースは、2013年までジャパンカップダートの名称で行われていたが、昨年から中京・ダート1800mに舞台を変更のうえ、レース名もチャンピオンズCに改称された。その昨年は、ホッコータルマエが悲願のJRA・GI 初制覇を果たした。今年は実績上位の馬がその力を見せつけるのか、それとも新興勢力が逆転するのか注目が集まることだろう。今回は、ジャパンカップダートの名称で東京・ダート2100mを舞台に行われていた2005~2007年と、阪神・ダート1800mで行われていた2008~2013年、そして昨年の結果を含めた過去10年のレース結果から、レースの傾向を分析していきたい。
伏兵馬に要注意
過去10年の単勝人気別成績を調べると、「1番人気」馬が5勝を挙げ、3着内率80.0%をマークしている。しかし、「2番人気」馬と「3番人気」馬は、「1番人気」馬と比べるといまひとつの成績になっている。それに対し、「6、7番人気」馬が2勝2着3回と健闘を見せている。また、単勝オッズ別にも成績を調べてみると、「4.0~6.9倍」「7.0~9.9倍」「10.0~14.9倍」のエリアが苦戦気味なのに対し、「15.0~19.9倍」の好走率が高いことがわかる。「1番人気」馬の信頼度が高いレースだが、伏兵馬の台頭にも注意したいところだ
5歳馬が好成績
過去10年の年齢別成績を調べると、好走率で「5歳」馬がトップとなっている。ただし、3着内率では「3歳」馬、「4歳」馬、「6歳」馬を含め成績には大きな差が無く、「7歳以上」の馬が苦戦傾向にあることが見てとれる。3着以内馬延べ30頭中28頭は6歳以下の馬となっており、「7歳」馬で3着以内に入ったのは、2010年の3着馬アドマイヤスバルと2013年の2着馬ワンダーアキュートの2頭だけ。「8歳以上」の馬は創設以来一度も3着以内に入っていない
ダート2100mでの優勝歴がカギ?
過去3年の優勝馬には、「4走前までにダート2100mのレースを優勝していた」という共通点がある。JRAだけでなく地方競馬を含めても、ダート2100mで行われるレースの数は多くないだけに、今年も出走各馬の近走の条件をチェックしておきたい
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